懐かしい風景が浮かぶモノ


国内外問わず旧車が好きなので、ネットであちこち見ていると懐かしい車のサイトに出会う。

国産車スバルを扱ったものが多くアップされ、なかでもスバル1000とスバル360のフェンダーミラーに目がとまった。

今ではほとんど見ることのないアルミダイキャスト製の鶴首のような細いフレームで1000は純正ではないがデッドストックもの。

360は左右セット(おそらく初期型45年以上は経過)の純正中古品。どちらも経年劣化はあるもののミラー部分のヒビ割れなどはない。

ステアリングやノブ類もそそられたが、ミラーなら何かに使えると思い安くはなかったがおもわず3点注文してしまった。

そしてなんとなく構想に3日。

モティーフは車のフェンダー。

ウォルナットのオイル仕上げです。

机やテーブルの上に置いて、あの頃を思い出したり手触りを楽んだりします。

簡単に壁に掛けることも出来ます。

このようなものはなかなか買われる方がいません。

でも間違いなく楽しみながら作りました^^。

たびたびSketchUpです


椅子を製作する上で強度を持たせるのに四方胴突きがあるんですが、

この仕口は捩れや緩みを抑えるために十分な強度を持たせる事が出来ます。

椅子やテーブルなどは足や貫が転ぶとすべての接合部の仕事量が半端ではありません。

丸ホゾ椅子の転びは角度治具があれば何の難しさもありませんが、平ホゾで作られたものはそうはいきません。

後ろ足が開きカーブすると貫と背もたれなどの角度と寸法が一様ではなくなってきます。

作図するのにキャドを使っても正確な数値を出すのにけっこうな時間が掛かり、図面から寸法を拾い出すのも大変なんですね。

近頃、椅子を作らない木工屋さんもいたりしますが、楽しみながら取り組みたいですね。

そしてきょう一日どっぷりとスケッチアップに浸かってみました。

分かりやすく、実に良く出来ています。多くの方に使われるのが納得です。

数値入力して正確に作図してみました。隠れて見えませんが、ホゾ部分もすべて書き込んであります。

寸法の拾い出しも正確で、慣れると難しくありません。

四方転びの椅子もつまずかずに作れそうです^^

sketchupと忘却と


以前3Dのレンダリングソフトをお勉強していたが、そのあまりに煩雑な作業に挫折してしまった。

googleのsketchupも発表された当時は気になって少しいじってみたけど、なんだかその必要性もあいまいなので見過ごすことに。

私は新しいデザインのものでも、図面を書き上げるとスケールモデル(縮小模型)を作らずにいきなり製作に入るタイプ。

箱物や通常の足物では何の問題もないが、平ホゾの四方転びの足や、

貫の取り回しなど複雑に込み入った部分のイメージや全体の雰囲気を平面図から顧客に伝えるのはなかなか難しい。

最近、同業の知人のブログにsketchupの記事があり、早速ダウンロードして使うことに。

普段使用しているjwCADから平面図を読み込み、それを元に作図するので非常にスムースなのだ。
(少し驚き^^ ※2つのソフトを立上げなければならないが・・)

と言っても、このノックダウンテーブルで三時間ちょっと掛かっている。

操作に慣れればかなり時間短縮出来そうな感じ。

youtubeにも2dcadから読込み、操作の方法が詳しくアップされている。

使わないとすぐに忘れてしまう年齢なので、なんとかモノにしたいと思っているこの頃の私です。

小さめの椅子


過去に製作した椅子をリデザインしたものです。

図面を書き直しているうちに雰囲気の違う椅子になりました。


座板は6.5mm(5層)のバーチ(樺)合板に5.5mm厚のナラ材を圧着。高い強度があります。
アクセントの籐はランダム巻きにしてみました。
軽く強度もあり、圧迫感のないデザインになっていると思います。

接ぎ手部分の仕口はすべて四方胴付きです。特別な技術ではありませんが、細い部材を使う椅子づくりには最適な仕口といえます。
量産品によく見られるイモ入れ(大入れ接ぎ)は使いません。

50年代をなぞる

椅子のデザインは50年代までに作り尽くされたと言われている。
その時代にデンマークやスカンジナビア地方でデザインされ、作られた椅子に出会える機会があれば積極的に座るようにしている。

普及品から上物まであるが、意外と日本家屋でも収まりがいいように感じるのは何故かな。

画像のフレームはそんな50年代をなぞり、その雰囲気を感じたいと思い作っている試作途中のもの。
肘掛けは後ろに2度勾配し、立ち角度80度の後ろ足に繋がります。

試作は胡桃で、確認調整のあと山桜でワイド1800mmのソファとして本製作に入る。